「かぎろひを観る会」のお知らせ
万葉ウォークでは、奈良県大宇陀町主催の「かぎろひを観る会」を過去6回にわたり
参加してきました。
「かぎろひ」とは、奈良県大宇陀町高見山系で夜明け前、東の空を彩ったオレンジや薄紫色の競演です。厳しく冷え込んだ晴れた日、わずかの時間に、水蒸気が太陽光線が乱反射して起こります。朝焼けとは少し違うかな。
万葉の歌人、柿本人麿も、
- 東(ひむがし)の 野に炎(かぎろひ)の立つみえて かへりみすれば 月かたぶきぬ
と胸を高鳴らせました。
「かぎろひを観る会」は、人麿がこの歌を詠んだとされる旧暦11月17日午前6時ごろに町役場横のかぎろひの丘万葉公園に毎年集まり、かぎろひを見ようというイベントです。
かぎろひ現象はそういつもある現象ではなく、旧暦11月17日の当日めったに観られることはありません。万葉ウォークでは、
5回目の1996年(平成8年)12月27日(金)「第25回かぎろひを観る会」で
ようやく観ることができました。
みなさんも酒、いも汁などを手に「幸運」を待ちませんか?
次回は年始1999年1月4日(月)早朝です。午前7時頃に現地解散となります。出勤
の準備のうえ参加ください。
「かぎろひを観る会」は、旧暦により開催されるため、毎年の開催日は前後します。
また、旧暦には19年のうち7年に閏(うるう)月があります。
今すぐ手帳に書き込もう!2000年までの「かぎろひを観る会」開催予定
- 第28回 1999年(平成11年)12月24日(金)
- 第29回 2000年(平成12年)12月12日(火)
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